2016.02.22
方位や区画のメリット・デメリット
方位や区画を考えるときに「東南道路の角地が最高」などといわれています。
たしかに、日当たりや通風が良い土地は多くありますが、北面道路がダメかといえば、必ずしもそうとは言い切れません。
南北で区画割りされた分譲地などの場合、南側道路の敷地は、北側の敷地のために後退距離や高さに配慮しなければならないことがあります。一方、北側の敷地は、隣地境界線が道路の向こう側になるため、高さが稼げるというメリットがあります。
また、角地は、交通騒音が多いかもしれないし、道路に接する面が多いので外構費用がかかるということもあります。さらに角地の場合、道路の幅が一定以下の場合、「隅切り」といって、角の部分を交通の障害にならないように利用できなくしている自治体も多くあるので注意してください。